販売職の仕事

販売職で正社員として働く苦労やデメリットを元販売員が解説


こんにちは!元雑貨店員の案内人です。

販売職のイメージってどんなイメージですか?

  1. 華やか
  2. お客様と楽しい会話
  3. 給料が安い
  4. しんどい
  5. 将来はどうなる?

 

などなど・・・

色々なイメージがあると思います。

 

今回は元雑貨店員だった私が赤裸々に苦労したことやデメリットをしっかりお伝えします。

おそらく、「ああ・・・やっぱりな・・・」と感じることが多いと思います。

 

デメリット:世間の連休=販売職の連勤

ある意味宿命ですがお正月、ゴールデンウイーク、お盆休み・・・いわゆる大型連休は連勤が当たり前。

3連休などの土・日・祝も基本的に仕事です。

 

最近は働き方改革や人不足もあって連休中に1回の休みを取れるところも増えてきましたが、基本的に連勤と思って間違いないでしょう。

 

ただ、逆を言えば世間の連勤=販売職の連休なので、平日に2連休、3連休を確保できるので旅行などは安く快適に行けます。

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デメリット:残業が多く仕事はお客様最優先

お店の人員などに左右される部分ではありますが、正社員として従事する場合は基本的に残業はあると思った方が良いでしょう。

 

お客様あっての販売職なので閉店時間を過ぎていても店内にお客様がいれば閉店は出来ませんし、忙しければ自分の仕事も進められません。

 

最近は人手不足が慢性化しており、ショッピングモール自体が早めに閉店するように動いているところもありますが、残業は避けられないでしょう。

 

忙しい時期だと閉店後に商品整理をして売り場の変更や発注業務・・・と自分の仕事をして2時間経過などもザラ。

 

デメリット:いつでも気が抜けない立ち仕事

デスクワークであればコーヒーを飲みながら・・・とか同僚と談笑をしたり・・・やろうと思えばネットサーフィン・・・と気を抜くタイミングがありますが、販売職では難しいところです。

極端な話あくび一つでも厳禁ですし、自由にドリンク飲んだり・・・などもできません。

 

立ちっぱなしで気が抜けないのは肉体的にもかなりの疲労感です。

 

シフト制で休みの日や出勤時間もバラバラなのでリズムが作れず想像以上にしんどいのが実情。

若い時は耐えられても年齢が上がると体力的に・・・と言う声も多い。

 

また、休日であってもトラブルや売り場の判断などで電話連絡が着たりするので、休み中でも気が抜けないのも精神的な負担。

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デメリット:給料(年収)が安い

統計でも出ていますが給料は安い部類で、平均で302万円という数字が出ています。

(この数字は業界関係なしの「販売職」での302万円なので、アパレルや雑貨に限ればもっと低くなるでしょう)

 

仕事のハードさのわりに給料が安くベースアップも少ないため、人の出入りは非常に激しい業界です。(インセンティブで増収は見込めますが、配属店舗次第な面も)

 

ですが、実は平均年収が低いのには裏側があって

  1. 人の出入りが激しい
  2. そのため全体の給料が上がりにくい
  3. 平均年収が少なくなる

 

それなりのポジションにつければ302万と言うことはありませんが、そこまでが本当に辛い・・・。

デメリット:出費が多い

給料は安いのに身なりは綺麗に整える必要があり、特にアパレルショップの場合は【今売られている製品を着る】がルールなところも多いので買い替えの頻度が高いのも欠点。

 

服装・髪型・ネイルなども自由!と言いつつも人前に出るお仕事なので、毎月の服の買い替え、ネイル、ヘアカット・・・・と出費が意外と掛かります。

 

雑貨店であれば服の縛りはないので自分が我慢できればアパレルよりも出費面では少しマシです。

 

ただ、逆に言えば社内ルールさえ守れば髪型や服装は割と自由なので、業界にいる人は「おしゃれが好き!」な人が大半なので精神的には嫌な出費では無いんですけどね。

 

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デメリット:転勤が多く運(会社)任せ

転勤の回数はオフィス勤務者とは雲泥の差です。

 

と言うのも転勤理由が色々あって

  1. 新陳代謝を促す為の転勤
  2. 売上を上げるための転勤
  3. 欠員補充の為の転勤

 

と言った感じで転勤理由も様々。

 

オフィス勤務でしたら関東は東京、関西は大阪、四国は香川・・・と大体の場合1エリアで1つですが、販売職だと店舗数も多いため関西と言われても数十店舗が候補に。

 

大阪府内と言えども高槻から鳳への転勤なんてこともザラなんです(ちょっとローカルすぎる・・・?)

 

しかも行先の忙しさも様々なのでめちゃくちゃ忙しくて残業だらけのところもあれば、しっかり定時で帰れるところもあり、かなり運しだいです。

 

ある程度希望を聞いてくれる場合もありますが、数年単位で職場が変わると思っても良いでしょう。

 

デメリット:将来を考えると不安な部分が多い

若いころは楽しくても将来を考えると不安な部分が多くあります。

ここまで挙げたデメリットを40歳、50歳になったときを想像して当てはめてみて下さい。

  1. 連休が仕事だと子どもと遊びに行けますか?
  2. 長時間の立ち仕事で残業に耐えられますか?
  3. 年収400万に届かなくても生活できますか?
  4. 突然転勤で県外の可能性は大丈夫ですか?

 

うまく行けばオフィス勤務出来る可能性もありますが、もしも店頭に立ち続けていたら・・・・。

そんな背景もあってめちゃくちゃ離職率の高い業界ですが、得られるスキルも少ないのが現状です。

 

例えばずーっと現場にいたらオフィスワーカーに必須なPC作業とか、ほっとんどありませんからね・・・。

 

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販売職からの転職先は意外と多い!?

これだけデメリットを連発したので、最後に心ばかりのフォローを・・・。

接客業からの転職は「営業職」を中心に未経験者でも「コミュニケーション力」を武器に進めていけます。

なんせ人と人の対話のプロですし、店舗の接客販売なんて飛び込み営業に近いものがあります。

 

幸か不幸か若いうちに販売職からの転職を考える人が多いため、いわゆる第二新卒としてすぐにでも動けば未経験の事務職なども採用される可能性があり、転職先も多くなっています。

 

同期や友人でも転職で事務や営業、広報など多種多様な職種で頑張っている人も多いので、販売職として勤めているうちにちょっと違うかな・・・と思ったら早めに行動しましょう。

 ▼ 20代専門の転職もあります ▼


20代・第二新卒・既卒の転職ならマイナビジョブ20’s!!

販売職からの転職をお考えの方はキャリアアドバイザーさんのサポートを受けると良いでしょう。

 

私も転職でアドバイザーさんを利用しましたが、やりたい事・武器になること・今ある求人など一人で進めるより明らかにスムーズです。

 

 

 

以上、販売職で正社員として働く苦労やデメリットを元販売員が解説でした!

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